自閉っ子と家族の日常

3児の育児奮闘中。真ん中で長男のレオは中度知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。不思議なレオと家族の日常をゆるりと絵日記でつづります。

レオの言葉①

母の願望が夢に表れていた

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本当にこの夢をよく見ていました。レオが普通に喋っていて、私はものすごく安心して 喜んでいるんです。

でも、夢の中で「すごく嬉しいけど、まさか夢じゃないでしょうね・・」と不安になって疑ったりしてました。結局夢なんですけどね。

で、目が覚めてレオの顔を見たら、すごくがっかりしてしまって、そう思ってしまったことがレオに申し訳なくて・・・。

この頃は言葉を話すようになれば成長が追いつくかもしれないと考えたり、ネットで見た「うちの子は3歳を過ぎたら急に喋りだしました」という誰かの経験談に「レオだってもしかしたら!」とすがってみたりしていました。

実家の母に電話した時に、「こないだレオが喋っている夢を見てね・・・」と言われて、思わず苦笑してしまいました。母娘揃って同じ夢を見ているとは。

心配事や日頃気にしていることが夢に出てくるものです。実家の母にもレオのことでだいぶ心配をかけているようでした。

私が夢を見なくなったのは、幼稚園に入った頃だと思います。

レオが話すこと・・・諦めたわけではないですが、話せないことが当たり前になって

「これがレオなんだ。」と、受け入れ始めたからだと思います。

会話でのコミュニケーションができないなら、絵カードか、アプリか、それともひらがなを教えようか・・・

そういうふうに私が変わっていったのだと思います。