自閉っ子と家族の日常

3児の育児奮闘中。真ん中で長男のレオは中度知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。不思議なレオと家族の日常をゆるりと絵日記でつづります。

レオの言葉②

発語は5歳

 

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さて、息子の発語は5歳でした。

自閉症は言葉が遅れるといいますが、早い子であれば1歳過ぎから話し始める言葉。

それが息子は5歳。遅すぎる・・・。でも私は息子と一緒に生活をしていて、正直

この子は大人になっても言葉を喋らないかもしれないなあって思い始めていたので

言葉らしきものを発してくれたのは驚きでした。

ママでもパパでもなく「アイス」。最初は冷凍庫を指さして「あ!」と言うだけだったのが、ゆっくりと区切るように「あ・い・う!」と言うようになり、最終的には「あ・い・す」と言うようになりました。

でも息子の発音はまだまだ不明瞭です。知らない人が聞いたらとても「アイス」には聞こえないかもしれません。

それでも、息子は大好きなアイスをもらうため、必死に「あ・い・す」と発声しようとしています。

もうすぐ6歳になろうかという今でも、発音できる単語は両手で数えられる範囲。

2語文なんてとても無理です。

一言喋り始めたら、ばーっと言葉が増えたんですよ・・・って経験談として語ってみたかったけど、どうやらうちの息子には当てはまらないようです。

ひらがなへの興味

話し言葉でのコミュニケーションはまだまだですが、息子は3歳くらいからひらがなに興味を持つようになりました。

ひらがなの知育ビデオを何度も見たり、アンパンマンのひらがなのタブレットで遊んだりするうちに、自分では発音できないけれど「ひらがなのひとつひとつの形」と「その形が持つ音」を頭の中で結び付けていったようです。

今では、カタカナもある程度読めているようです。

そして物には名前があることも、それを文字で表せることも理解しています。

息子の頭の中には、知ってる言葉がたくさんあるはずなんです。

きっと私が思っているより、たくさんのことを知っている・・。

でも、それを音声で表出することは、息子にとってまだまだ難しいことのようです。

 

 

( 夏頃から息子の日常が荒れていまして、なかなか思うようにブログ更新できずにいます・・・。息子の言葉についての記事はまだ続く予定です!)