自閉っ子と家族の日常

3児の育児奮闘中。真ん中で長男のレオは中度知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。不思議なレオと家族の日常をゆるりと絵日記でつづります。

指差しその後②

指差したものがわからない?

 

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レオは、人が指差した方向を見るということも4歳までできなかったのですが、これって日常生活するうえでけっこう不便ですよね・・・。

だから、指差した方向を向いてくれるだけでも大きな進歩だったし、嬉しい成長には違いないのですが、そのうち、「差されている方向はわかっても、対象物を見つけるのは難しい」ということに気付きました。

目の前にあるはずなのに、キョロキョロ探すんですよね。
療育センターで、「自閉症児の視野は筒を覗いて見ているような感じでとても狭い」って聞いたことがあるのですが、本当に筒を覗いているように狭いのなら、リモコンを探すのも難しいのかもしれません。

でも、小さな変化に気づいたり、隠したものを簡単に見つけたり、「目敏いなあ!」って思うことも多々あるんですよ。

聴覚に関して「どういうふうに聞こえているのかな」と日々思ってますけど、視覚に関しても「この子にはどういうふうに見えているのかな」って思います。